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シン・ゴジラと君の名はを観てきました。

アニメ

同調圧力に弱いタイプのオタクとしてはTwitterのタイムラインで

感想ツイートが10や20並ぶ上に基本的に好意的な意見ばかりであれば

観に行かざるを得ないよなぁと思い、どちらも観て来ました。

以下ネタバレ含み。

 

 

シン・ゴジラ

特撮は今までほとんど観たことがないんですが、ただただ凄いとしか

言えなくなるような映画でした。

災害として描かれるゴジラ、対応するお偉い方と惑う国民。

中盤までは会議と会議の準備場面がほとんどですが、庵野監督の得意とする

カット割やセリフ回しのテンポ、情報量の多さから成り立っているのが凄い。

普通の監督ならあそこまで長丁場な会議シーンは描けないはず。

映画全体として徹底的に人物のキャラ背景を削っているため、なんとなく

偉い人達が様々な意見の応酬をしてるんだなぁぐらいの認識でも大丈夫なのは

助かりました。人物名も覚える必要ほぼないレベルですし。

とにかくゴジラを災害として描いたら、というテーマをやりきっています。

中盤以降は自衛隊や米軍の攻撃、ゴジラの攻撃シーンが凄いなぁと。

本当にリアル。完全に実写。CGかどうかとか疑う余地もなかったです。

10式戦車クソかっこいい。

 

唯一この映画にケチをつけるとしたらカヨコの存在ですね。

あの人物だけ無駄に背景が多く、しかも現実的じゃないと思いました。

普通に米国人の政治家でも良かったのでは?

核を日本に落とさせないという葛藤を描くために必要だったかもしれませんが。

そこ以外は気になる点がない素晴らしい映画です。

 

好きな人物は尾頭さんと里見大臣。

尾頭さんはコミュ症っぽい早口なしゃべり方と研究者肌なところ。

里見大臣は徐々に責任ある人間にふさわしくなっていったところ。

それぞれ良かったなぁと。

 

君の名は

新海作品は秒速しか見たことなかったです。

率直な感想だと無難に面白いんだけどなにか物足りない。

みつはとたきくんが劇中でなにか足りない気持ちになってますが、まさにそんな感じ。

 

気になる点は現代日本が舞台なのにファンタジー要素に頼っている点でしょうか。

新海作品ならではの背景の圧倒的な綺麗さ、作画の良さ。

東京パートは特にそうなんですが、絵を見るとあーリアルだなぁって思うわけです。

 

でもお話は不思議なチカラで入れ替わりが起きて、隕石落下の被害も

なんとなく阻止できちゃいました。再会して無事に思い出しました。

うーん。

シンゴジラ最大のフィクション要素がどこか、ってなるとゴジラの存在です。

いろんな方向からフィクションと思わせない、もしかしたらあり得るかも・・

ってほどに設定や話が作りこまれた作品を直前に観ているわけです。

 

一方でなんとなく巫女さんでオカルトだからという風に見えちゃうわけですね。

不思議なチカラで入れ替わりが起きてる1点までなら別に気にならないんですが

そこにタイムリープ要素足す必要あったかなぁと。

さらに記憶が無くなる要素も上乗せされるのでお腹いっぱいに感じました。

感動させるための軸が多い気がします。

まぁそこはフィクションでファンタジーだから!と言われればそうなんですが。 

 

背景と作画は本当にそれだけでお金払う価値あります。

みつはがクライマックスで自転車こぐシーンや走るシーン、

たきがご神体の前で祈った後に流れる一連のシーン。

この辺りの動きの丁寧さはほへーって口開いたままでした。

あと入れ替わってる時の性別を感じさせる仕草はこだわりがあって凄い。

 

音楽に関してはよくも悪くもRADのプロモーションだなーと。

挿入歌はもう少し控えめだと良かったかな。

あと声優陣の演技が全員素晴らしかったです。特にみつは。

映画観ての一番の感想は岐阜の方言、かわいすぎやよーってことで。

 

そんな感じです。どっちも面白かった。